2010年02月11日

体高の測定場所

体高の測定場所昨年のある展覧会で周りのギャラリーの方の声を数件別別のリンクで耳にしました。
『あの審査員体高の測定場所がちがうなぁ!?』

確かに私が教えてもらった審査部で決められている正式な測定場所と言う教えて貰った所と違う所で測定している場合と正しい位置で測定している場合がありました。

肩甲骨よりやや下とか言う玉虫色の表現ではっきり図解等で示してくれないのでこの様な誤解、誤認が生じるのだと思います。

わかりやすいかな!?と言う写真が何枚かありましたので○印の写真は正しい位置、X印の写真は正しくない位置の写真ですので見比べてみてください!

体高の測定場所体高の測定場所
写真のように前足を真っ直ぐに立たせて前足の裏側に沿って体高計を合わせていくと必然的に正式な測定場所に合わせることができます。

色でわかりやすくしていますがその色の線の入り方と同じように測定していただくとしっかりした大きさが図ることができます!
体高の測定場所体高の測定場所
また、「やや下」という微妙なニュアンスでの解説ですのでやや下という表現は人それぞれになりますが写真でX印の写真に入っている線の位置辺りでの測定では正確な大きさを測る事は出来ません。


たったあれだけの位置の違いですがあそこにある骨は触るとわかりますがガクンと段になっています。
ですので正式な位置で測ったときは中庸サイズ(雄・39.5cm、雌・36.5cm)でも位置によっては下限一杯または体高不足と測定される場合もあります。

この説明どおり行きますとこの測定場所ですと上限一杯で収まる犬の実寸は・・・。
という事になります。

体高の測定場所また、この写真のように前足を前に出して立ちこみますと正確な測定が出来ませんので立ち込み時その辺りを注意したほうが良いかと思います。

赤丸で囲ってある前足を前に、後ろ足を後ろに流して体高を測定となると更に大きな犬でも基準内に収まってしまうので展覧会でこのどちらかの足格好をしている場合は注視してみるのも勉強になるのではないかと思います。(この写真は家で生まれた犬でドイツでチャンピオンになった犬で実寸は40cmです。また、ちょうど沢山送ってもらった内のわかりやすく説明できる写真を探して載せたものですのでご安心を!!ちなみにバックが黄色の写真の犬と同じ犬で同じ日に撮影したものです。立ち方でこれだけ見た感じが違いますので立ち姿はとても重要です。)

昨年の全国展で思ったのですが犬が全体に大きいと感じました。
自分の雄は実寸で40cmなのですがそれが小さく見えてしまうといった感じでした。
ですが、小さく見えようが大きく見えようが実寸は実寸ですので自分の犬より大きければ自分が大きいと思った犬は~センチくらいはある!小さいと思った犬は~センチくらいだろう!と、ある程度のしっかりした目測ができます。
ですので自分の犬の正式な大きさ等は日頃訓練をしながら測定しておくと良いと思います!
体高の測定場所体高の測定場所

体高測定時には写真のように犬の体に触れたりせずに目だけを隠して測定できるように練習をしておくと会場でもスムーズに測定が出来るのではないかと思います!


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Posted by 梅賢 at 03:29│Comments(0)展覧会
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